風俗に“癒し”を求める人は少なくない。その癒しの求め方は人それぞれだと思いますが、『甘える』という行為で、それを得る人も多いのではないでしょうか。
その“甘える風俗”の代表ともいえるのが『マザコンプレイ』。つまり、子供のように…もっと進化(退行?)すると赤ん坊のようになって、母親役の女性に甘えるイメージプレイです。専門店もありますが、設定の流れから、熟女風俗店のオプションとしても人気があります。それゆえ、東京では熟女風俗店が数多く存在する鶯谷や大塚の風俗店で充実しているようなのですが…。
鶯谷にある『O』もそういったマザコンプレイ専門店で、“あるプレイ”が目玉で人気だというので潜入してみた。
デリヘル形式のM性感店ということで、ホテルの部屋で待つこと20分。やって来たのはアイコさん…いや、このお店は幼稚園・保育園がコンセプトなので、アイコ“先生”と呼ばなくてはいけないそうだ。
アイコ先生はスレンダーな28歳。「いっぱい甘えてね!」と微笑む表情は、まさに幼稚園の先生といった優しさがあり、そう言われなくても甘えたくなる雰囲気である。
まずは、ひざまくらの体勢から「今日はどうされたいんでちゅか~?」「どこが気持ちよくなりたいんでちゅか~?」と赤ちゃん言葉で聞いてくるアイコ先生。
筆者は素直に「乳首!」と言ったところ、「ダメでちゅよぉ~、赤ちゃんがそんなはしたないことを言っちゃ~」と、やんわり怒られることに…。
結局、アイコ先生は優しいので、指で乳首を弄んでくれ(あやしてくれた?)、“授乳”の時間へ。つまり先生のオッパイをしゃぶるのだが、その間、アイコ先生は「たくさん飲んでまちゅね~」とニッコリ。本来は感じているハズなのに表情を変えずに先生に徹しているところにプロを感じた次第だ。
さて、赤ん坊はミルクを飲むとどうなるか? ここから先が『O』でのプレイにおける醍醐味である。ちなみに、記し忘れていたが、ここでのプレイはシャワー後にオムツを装着させられていて、
「ミルクをイッパイ飲んだら、したくなりまちゅよね~? いいんでちゅよ~」
と、その表情に一瞬、痴女のような笑みが浮かんだ。オムツ越しに筆者の股間を刺激し、そして「いつでもいいのよ」と促すように耳元でささやく。
しかし…なかなか出ない。すると、
「さぁ、いいわよ! 恥ずかしがらないで、しなさい!!」
と、先生というよりも痴女的な口調になるアイコ先生。しかし、そう言われるほどに萎縮してしまうというか…なかなか出ない。それでも意を決してついに放尿した、オムツの中に。そう、『おもらし』だ。その瞬間、股間周辺を包む生暖かい感触といったら…。
実は、この店の目玉は“おもらしプレイ”なのだが、思った以上に難儀だった。大人ゆえの羞恥心からか、プレイに没頭しているつもりでも、なかなか出せないものである。当たり前ながら、トイレ以外の場所での放尿には、抵抗があるものだ。それでも、出した時の感想は…まず、恥ずかしいという羞恥心が2割で、モラルに対する苦悩が1割、そして…解放感が7割という感じであった。
ちなみに、おもらし後はバスルームへ連行されて、シャワーで股間をキレイにされた後、「おもらししちゃって…おしおきよ!」と壁に手をつかされ、背後から立ちバック手コキでスッキリさせられたのであった。
『大人のおもらし』は三十数年ぶりのことだったが、この“解放感”は抗いがたく魅力的で、大人の今だからこそ、あえてやってみるのもイイものだとオススメする次第である。
(文=子門仁)
『おもらしプレイ、思った以上に難儀』に、サーカスのノミを思い浮かべた方も多いはず。こうやって不自由になっていくんですね