“肉体の神秘”男の潮吹きは風俗嬢にとってもありがたい!?
「一回イッた？ だから、なに？ まだまだ（手を）離してあげないんだから…（ニヤリ）」
都内の某M性感店にて、筆者を責める痴女が小悪魔のような笑みを何度も浮かべて、そう言った。
もう少し詳しく書けば、筆者はこの直前に一度、痴女の手コキでイカされ、その後何の処理もないまま、さらに手コキをされて言われたのが冒頭のセリフである。
なぜ、痴女は手を離さなかったのか？ 明らかに何かを狙っているのは分かるが、何を考えているのかは分からず。ただただニヤニヤとしながら手コキを続けるのである。
その状態が3分ほど続いたころからだろうか。ペニスがムズムズと…。くすぐったいというか、何ともいえない感覚が走り始めた。思わずヘラヘラした笑いが出てしまうのは、やはり、くすぐったかったからだろうか…。しかし徐々に…。絶頂に向かっていくのがわかる。そう、射精しそうな感覚だ。ん？ でも、いつもとは違うような？ あれ？
『ブシューッ！』
轟音をあげて、筆者のペニスの先端から勢いよく液体が発射した。射精…ではない、この発射は、いわゆる『男の潮吹き』だった。
『男の潮吹き』と聞けば、「単なる失禁なのでは？」と思う人も多いだろうが、成分的には尿ではないという。そして、そのメカニズムは、まだよく分かっていない部分が多く、“肉体の神秘”といっても過言ではないだろう。また、その液体の勢いは人それぞれで、チョロチョロという感じの人もいれば、筆者は「立派な勢い」（イカせた痴女談）だった。エヘン！ いや、べつに自慢するほどのことではないが…。
ちなみに、『男の潮吹き』は仙台の某風俗店登録商標だとか。
なお、筆者をイカせた痴女いわく、「“コツ”さえつかめば難しくないわ。強いていえば、お客様をリラックスさせることかしら？ 統計をとったワケじゃないけど、緊張気味のお客さんは、まず無理」とのこと。
彼女が勤務する店では、男に潮を吹かせるテクニックを多くの嬢が習得したがっているという。また、その理由を知った他店の嬢も興味を持ち始めたとか。
「理由は簡単ですよ。潮を吹かせてしまえば、しばらくの間、放心状態になる男性も多く、その後、何度も求められるようなことがないんですよ。お客さんの中にはここぞとばかりにイキたがる人もいますからね。それがサービスですけど、女のコにもその日の体調というものがあるワケで…。プレイが一段落した後に求められるのはちょっとキツいときもあります。だから、とりあえず潮を吹かせてあげちゃえば大人しくなるって考えるコもいるみたい（笑）」（痴女談）
そう、『男の潮吹き』は男性の快楽のためだけではないのである。
なお、この痴女はプレイが終わった後にも求めてきそうな客にあたると、“男の人って、一度出した直後に、スグにまた射精するとすごく気持ちいいんだって”などと適当なウソをつき、まず手コキで1度イカせ、その後も手を離さずに、さらにシコシコ…。
「初めて潮を吹いた瞬間、予想していなかったのか、“ションベン漏らした…”って焦ってる人も多くて、Sっ気をくすぐられちゃいますね（笑）」とのこと。
たしかに、筆者も発射した瞬間、溜まりに溜まった小便を一気に放尿した感じだったので「俺、漏らした？」と一瞬思ったものである。いずれにしても、これまでにない感覚なので一度は体験してみるべき!?
（文＝子門仁）
「プレイが一段落した後に求められるのはちょっとキツいときもあります…」
この心構えが人気嬢とそうでない嬢を線引きするポイント。
多くの風俗嬢にサービス精神がないところがいいわけ