風俗店経営者に情報漏えい、元警部に有罪判決
風俗店グループ実質経営者に個人情報を漏えいしたなどとして、地方公務員法違反などに問われた元愛知県警捜査1課警部の倉木勝典被告(57)の判決が23日、名古屋地裁であり、景山太郎裁判長は「捜査手法を悪用し、警察に対する国民の信頼を傷つけた」と述べ、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。
判決によると、倉木被告は2010年12月と11年12月、業務上必要がないのに、風俗店グループ実質経営者の男(57)らに対する捜査状況を県警情報管理課に照会。12年9月頃には、警察庁の情報管理システムで調べた自動車所有者の氏名や住所を男に教えるなどした。
景山裁判長は、男を「山口組弘道会の資金源と目される」と指摘した上で、倉木被告が、男の配下が経営する飲食店を格安料金で利用するなど、長期間にわたって便宜を受け、交友関係を続けてきたと認定した。
警察とか、消防・自衛隊は給料今の2倍渡せばいいのに。