歌舞伎町で一番人気のニューハーフクラブに潜入！ 人気の秘密は○○にアリ？
先日、歌舞伎町遊びの玄人に連れられて、行ってきましたニューハーフクラブ。最初は「おかまバーに行くぞ！」なんてノリだったので「そういうの初めて～。女だといじめられちゃうかな!?」なんてヘラヘラついていったのですが、区役所近くのビルのエレベーターを上がりシンプルなドアを開けると、そこには異世界が広がっていました。
そもそもいわゆるおかまバーには“ほどほどに小汚い箱で男らしさもほどほどに残したキャストがギャーギャー言いながら客をいじって盛り上げてくれる”というイメージがあったのですが、そこはそんな思い込みとは正反対！
広くてピカピカのフロアに余裕のあるテーブル席、そしてそこに座っている女の子がみんなかわいい!! 「元は男だった」という先入観を持って見ないと、本当に見分けがつきません。どころか、そのへんの女より全然かわいいの！
女性客もちらほらいましたが、どの子が客（本当の女）でどの子がキャスト（おかま）か見分けるのが難しいほど。というか、おかまちゃんのほうがみんなかわいくて。
やはり顔から身体から、整形のメスが入るのが普通なようですが、それだけお金をかけているだけあってみんな美意識が高い。同行した女の子もその隙のない女らしさに「女子力磨かなきゃ…」とへこんでいました。
さらに、トークのほうもイケてる!! こっちのニーズを読みとり、ちんこまんこは当たり前のお下品トークでドワッと笑わせてくれたり、しんみり身の上話をしてくれたり。細やかな気遣いも行き届いていて「おかまは女より女らしい」って本当だな、と実感しました。
しかもわたしたちのグループは女性が多かったからか、おっぱいをいくらかけて作った、という話の流れからドレスをペロンとさげて見せてくれちゃって！ そのサービス精神とキレイなお椀型のおっぱいに脱帽です。
キャストも「男のお客さんはみんな遠慮なしにぐいぐい触るのよ～」とこぼしながら「でもこの席、みんなかわいいって言ってくれて超楽しい!!」と。おさわり、いじり、どんな悪い客にも笑顔で対応しているキャストたちのいじらしさに、思わず恋をしそうになって変な気分になっちゃいました。
もしかしたらおかま系のお店では、ぐいぐい行かずにちょっと控えめなくらいのほうがおいしいほうにリードしてもらえるのかも!?
そしてショータイム。さっきまでキャッキャしてたキャストたちが真剣な面持ちで、一生懸命練習してきたであろうダンスを披露します。しかもただのお遊戯会的なショーでは断じてありません！
巷の大ヒット作を「ア○ルと雪の女王」とパロったストーリー仕立ての寸劇やAKBのようなかわいらしいダンスやら、笑いと拍手が絶えないこのショー。しっとりした曲がかかれば、なんと…！ このへんは実際に行って見てもらったほうがいいですね、感動が半減しちゃうから。ただひとつ、このときに○○○を身につけているか否かで「とったかとっていないか」が判別可能です。ウブなわたしは鼻血モノでしたよ、マジで。
見た目、ベシャリ、ショーと三拍子そろったこのおかまバー、ではなくニューハーフクラブ。日曜日というのに満卓で景気がよさそうでしたが、どうやらここ、歌舞伎町のおかま系のお店で一番客が入っているとのこと。それも心から納得！ ホストクラブでも全然楽しめなかったわたしですが、ここはまた行きたいと思えた、充実した2時間でした。
読者の方にも、接待や飲み会に華を添えるならキャバクラより断然こっち！ と自信を持ってオススメできます。テレビや雑誌なんかの取材もよく受けているというこのお店、あなたも行ってみてね♪
（文＝花園あおい）
そのへんの女より全然かわいいの！ そりゃね～